人は「見た目」で選ぶ
皆様は買い物で商品を選ぶとき、何を基準にして選ばれますか。 その時々の目的で、判断基準は様々です。 値段を基準にするのであれば、同等品を比較して「一番安い」ものを、 こだわりが基準なら、基準を満たさないものは「外す」でしょう。 では、明確に欲しいと思うものがあっても 何か突出した基準がない場合はどうでしょう。
例えばマーケティングの「ビジネス書」を探すとします。
Webで検索して探すとしてもその数は数多あり
そのほとんどが、ブログで個人が紹介しているようなものばかりです。
客観性という意味では良いのでしょうが、裏を返せばその個人の主観。
やはり自分の気に入ったものを選ぶのであれば、
書店で「見比べ」るのが賢明でしょう。
では、書店に場を移しましょう。
やはり、棚には数多ビジネス書が並び、
その中から5冊、マーケティングに関する本を見つけたとします。
著者や出版社、深度の違いこそあれ、
だいたい価格帯は一緒で内容や構成も大差ありません。
その際の選択基準は一体、何でしょう。
それは、「一番気に入ったデザインのものを選ぶ」なのです。
さて、皆さんならどうなさいますか。
◎出典・参考文献
デザイン業界はこれからどうなるのか/山名一郎著
株式会社ビー・エヌ・エヌ新社
https://goo.gl/zksVRn
デザインするな―ドラフト代表・宮田識/藤崎圭一郎著
DNPアートコミュニケーションズ
https://goo.gl/IgrSr0