デザインで成功するための「切り口」
デザイナーは「気付き」が大切であり そのために行動する旨を「デザイナーの仕事」で書いてみました。 意外に思われた方も多いかと思いますが 実際にフリーのデザイナーさんから有名なコンサルの先生まで 「現場」を大切にするデザイナーさんは結構多いんです。
デザイナーは「サービス業」。
客観的視点に基づいた適切な成果物を創るためには
サービス精神が旺盛でなければなりません。
だからといって、あれこれ盛り込みすぎて
実際何を伝えたいのかが見えなくなってしまっては本末転倒です。
ご提案する成果物が何に対して効果を発揮し
どのように作用するのか。
クライアントの納得がいくように
適宜内容を精査しなければなりません。
また、お節介かも知れませんが
主なエネルギーは得意な分野や長所を伸ばすために使えるよう
クライアントの苦手な分野もあわせて見極め、
ある意味、経営者的に俯瞰的な視野で物事を考えます。
ポテンシャルを引き出し、
無理や背伸びをせずに問題解決ができるよう
ムリ・ムダ・ムラを極力なくす。
デザイナーとクライアントが二人三脚となってその思いを成果物として形にし、
「お客様と商品を結びつける媒体」となれば幸いです。
そして、そのデザインがクライアントの新たな「切り口」として結果を残すことができれば
成功したといえるでしょう。
◎出典・参考文献
デザイン業界はこれからどうなるのか/山名一郎著
株式会社ビー・エヌ・エヌ新社
https://goo.gl/zksVRn
デザインするな―ドラフト代表・宮田識/藤崎圭一郎著
DNPアートコミュニケーションズ
https://goo.gl/IgrSr0