「デザイン」という名の「コミュニケーション」
デザインは対話、コミュニケーションです。 ご担当の方(クライアント様)とその先のお客さま(エンドユーザー)。 それらを繋ぐのがデザインの役目です。 デザインは視覚言語とも言われ 当然、明確な目的や意図があります。
お客さまがご依頼になる目的を達成するために
お客さま(クライアント様)の視点で、より「効果的」な見せ方を形づくること、
これが私たちデザイナーの仕事になります。
>>>クライアント様と「対話」する
例えばお客さまが上がってきたデザインに対し
「文字を赤にして!」「スペースを大きくして!」「イメージ写真を入れて!」などと
私たちに指示をするとします。
私たちはそれをそのまま直すことはしないでしょう。
お客さまは「なぜ」そのような指示を出したのだろうと必ず考えます。
例えば、「文字を赤にして!」と指示があれば、目立たせたいのかも?と考え、
「スペースを大きくして!」は、その内容が重要だから?と考え、
「イメージ写真を入れて!」は、言葉よりも伝わりやすいから?
などと、全体のバランスや表現の目的と照らしてイメージを巡らせます。
>>>エンドユーザーと「対話」する
さて、忘れてはならないのが
お客さまのお客さま、エンドユーザーの視点です。
いくらクライアント様のご指示があっても
意図がエンドユーザーに届かなければ意味がありません。
先に出た、全体のバランスや表現の目的と照らし、客観的に見てどうか?
仮に私たちがお客さまのご指示を「そのまま」直すことがあれば、
それは理にかなったと考えた結果であり、
そうでない場合は、お客さまの意図を汲んだ
別のデザイン提案に繋がったりするわけですね。
>>>「対話」することで見えてくるもの
目の覚めるような美しいビジュアル。
有名なタレントさんの起用。
きらびやかで賑々しくてんこ盛りの紙面・・・
例えば、毎朝電車に乗れば様々な広告が目に飛び込んできます。
どのような表現や手法であれ、
きっとこの対話の上でその広告は作られていることでしょう。
デザインはデザイナーひとりの仕事でつくることはできません。
関わる皆さんとの対話によってつくられています。
そこからお客さまと何を生み出すことができるのか・・・
来週からはもう3月。
来年度はもうすぐそこです。
今日も、ある会社の皆様との
ステキな出会いがありました!
ありがとうございます。
今後の展開も楽しみです!