デザインは「視覚の言語」
「デザイン」はもはや私たちの生活の中に根付き、 経済活動の中で価値観を位置付ける大切な役割を担っています。 別記記事、「人は「見た目」で選ぶ」では マーケティングのビジネス書を例に何を基準に選ぶかを 書いてみました。 では、人は一体何故 「一番気に入ったデザインのもの」を選ぶのでしょうか。
例えば、価格帯はほぼ一緒、
内容や構成も大差もないビジネス書。
違うのは著者や出版社、深度の違いくらいです。
この場合、「客観」より「主観」が作用します。
つまり「好み」です。
わかりやすくいえば、
◎読みやすく、内容がきちんと理解できるように整理されている。
◎写真やイメージが適切に配されたデザインになっている。
このような基準が作用したことになります。
つまりデザイン・編集力の差です。
デザインに価値を見い出し、
その対価は出版社に還元されたことになります。
皆さんは「デザイン」とは何かと問われると
時代の最先端を行く「クリエイティブ」なイメージを思い浮かべるかもわかりませんが
ここで必要なデザインとは、「視覚の言語」として伝えられるかどうかです。
数多ある商品の中から「選ばれる」ために直感に訴求する視覚的な力を
デザインで表現できるかどうかが重要なのです。
でも、これだけでは「+アルファ」が足りません。
次のテーマは「気付き」。
視覚訴求だけではない、デザイナーの仕事を
ご紹介します。
◎出典・参考文献
デザイン業界はこれからどうなるのか/山名一郎著
株式会社ビー・エヌ・エヌ新社
https://goo.gl/zksVRn
デザインするな―ドラフト代表・宮田識/藤崎圭一郎著
DNPアートコミュニケーションズ
https://goo.gl/IgrSr0