インスタ映えの普及で消費スタイルも変化!?

※写真と本ブログの内容は一切関係ありません。 現在、インスタグラムと、フリマアプリ「メルカリ」の […]
※写真と本ブログの内容は一切関係ありません。
現在、インスタグラムと、フリマアプリ「メルカリ」の
二つのアプリの利用者数が最盛期と言えるほど普及しています。
それによって私たちの消費のスタイルも若い女性層を中心に
大きく変わり始めています。
なかでも、ファッションをとりまく環境が大きく変わってきています。
■売ることが前提
洋服を買って写真を一回撮り、インスタなどに投稿する。
投稿が済むとすぐにメルカリに売るのが最近の洋服の着方。
洋服を買うときにも、この服はメルカリで売れるか売れないかを基準に買う。
という若い人が増えているそうです。
今はアクセサリーなどもこのような傾向があるようです。
このような消費はまさにネット全盛の時代に出てきた買い方です。
特にメルカリを消費者が利用するようになってから顕著となっている消費傾向です。
これを「ワンショット消費」と呼びます。
ワンショットとは、1回きりの消費スタイルです。
気に入れば自分のものに という発想は基本的になく、
また欲しいと思った時にはメルカリで探して買えばいいという発想です。
■所有せず、使用する
洋服は「売れるもの」だから、多少高くても売ればまた別のものが買えるので、
「安いものを我慢して買わなくてもいい」のです。
この流れが出てきたことで、ファストファッションが売れづらくなった
とも言われています。
今やファッションは新品でなければならないという意識も
若者には特にありません。
中古でもほぼ新品が出回る時代ですから、
中古に対する感覚もまったく変わっています。
どちらかといえば、程度のいいお古をどうやって探すかが
消費者の関心になっていると言ってもいいかもしれません。
この流れが今後も拡大し若者以外の世代にも普及していくのか。
それとも、また別の新しい消費スタイルが台頭してくるのか。
スマートフォンの普及によって「CtoC」が拡大したことによる
流行の変化に今後も着目して行きたいと思います。