Web制作のスタイルはスマホから
今まで一般的にWebは苦手とされていた中高年世代。これからなんと、180度逆転しそうな気配なんです。 さて、今回は今後の「Webサイトのスタイル」についてお話します。
今までのスタイル
今までのWebサイトの殆どは「レスポンシブ」と呼ばれる可変型のサイトを含めパソコンで見ることを前提につくられていました。
ところが家電・自動車・食品メーカー、銀行などの「マス型業界」とネット証券、旅行、ネット通販、コスメ通販メーカーなどの「ネット型業界」にわけて比較調査したデータによると、マス型業界でのモバイル比率は60%、ネット型業界では64%と実は大差の無いことがわかりました。
この数字、もはや閲覧の中心がPCではなくスマホやタブレットに移行していることを意味しています。
もちろん、各々の業界の中で詳細を見ればその比率は大きく変わってきますが。
別の調査によると、過去一年間のECサイト利用者層で最も多い年齢層は、男女とも「50~54歳」だったそうです。
特に女性では98%を占めるなど、いままでWebが苦手とされていた世代のモバイルでの閲覧が増加する傾向は先ず間違いないと思われます。
今後のWeb制作のポイントとは
基本的なポイントは、下記の3つ。
1)スマホを先に考える
2)ページを少なく、シンプルに考える
3)主導線を重視する
モバイルフレンドリーに対応させる際は是非、3年後、5年後を見据えてお考えください。
◎参考・引用
Webのスマホ比率はどのくらい上がっているの? マス系/ネット系の各社モバイルアクセス比率を比較調査
Similar Web PRO 【日本公式ブログ】2015年11月5日
http://www.similar-web.jp/blog/archives/3985
過去1年のネットショッピング利用者層、最多は男女共に「50歳~54歳」の98%[Fastask調査]
ECzine 2015年7月14日
http://eczine.jp/news/detail/2006