みんなで防ごう!「5月病」
早いもので、もうゴールデンウィーク直前! 私どもも夏前にもうワンステップ!と 様々なイベントが控えている今日この頃。 そんな大切な時に忍び寄る魔の手があります。 それは・・・。 俗に言う「5月病」です。 最近では新入社員に限らず、 幅広い役職・年代で問題になっているそうです。
そもそも「5月病」って何?
新しい環境で緊張感の続いた4月を終え、
ゴールデンウィークを過ぎてひと段落する頃から
倦怠感や虚脱感などに駆られる症状をいう「環境適応障害」のことをいいます。
特に、私のように?まじめで几帳面な方、
一生懸命に頑張りすぎる方が
環境に適応しようとして過剰に自分を抑え込み、
その大きなストレスから発症しやすくなるといわれています。
具体的に、以下のような方は
かかりやすい傾向があるようです。
→マジメで几帳面
→完璧主義
→仕事好き
→責任感がつよい
→内向的で周りを気にする
また、これらの要因以外に
ゴールデンウィーク中の過ごし方にも原因があるようです。
約1週間前後の休み中、不規則な生活を繰り返し
朝寝遅起きの「睡眠相後退」現象が生じることにより
体内時計のリズムが乱れます。
このリズムを修復する働きは年齢とともに衰えてゆきますので
いち早く生活のリズムを取り戻すことが肝心です。
この時期、食欲不振や睡眠不足など
普段の生活リズムを取り戻すことができずに遅刻や欠勤を繰り返す方がおられたら
迷わずに専門家への受診を進めてください。
5月病にならないための対処方法例は以下の通りです。
◎「完璧主義」をやめよう
いきなりパーフェクトにこなせる人はいません。
何事も7~8割を良しとして楽に考えましょう。
◎「悩みは抱えず」相談しよう
悩みや感情を人に話だけでも気持ちが楽になります。
周りの皆さんは孤立させないように声をかけてあげてください。
◎「気分転換」をしよう
スポーツや読書、好きな音楽などでストレスを解消しましょう。
ウォーキングやジョギングも効果的です。
◎「食生活」に気を配ろう
憂鬱な気分はセロトニンという物質の不足で起こることがあります。
また、不安な気持ちやイライラには、カルシウムが効果的です。
◎「新しい目標」を持とう
新しいことに興味や関心を持ち、日々の暮らしに潤いを与えましょう。
目標を設定することで、充実感が生まれます。
ということで、つらいときは皆お互い様です。
なってしまったと思った方はため込まず、見かけた方はムリに励ましたりせずに
ゆっくりとあたたかく見守ってゆきましょう。
◆今回の参考サイト
あいつ、もうやめるのか?! 5月病の正体
http://bylines.news.yahoo.co.jp/nishidamasaki/20130506-00024645/